地底人は地上を目指す

地方在住&底辺生活な地底人主婦の雑記。

マイケルジャクソンの命日を前に【we are the world】メイキングDVDを鑑賞したけど面白かった

6/25はマイケルジャクソンの命日

㋅25日はキングオブポップ、
マイケル・ジャクソンの命日です。

彼の『スリラー』のミュージックビデオは
とにかくすごい衝撃でした。

小林克也さん司会の≪ベストヒットUSA≫の
人気に伴って80年代洋楽も大流行り。
50代前後の方には洋楽通も多いのでは。

中でも≪A-ha≫の『take on me』は
変わった映像で目をひきましたね。

そんな他のPVの10倍の予算をかけて
製作された『スリラー』。
4分の曲を14分のストーリー仕立ての
ショートフィルムにしたものです。
私たち50代におけるゾンビというものは
元祖ロメロ監督の映画『ゾンビ』の
動きがのろいアホっぽいイメージ。
それが躍るゾンビに進化した。
もしかして今の剛腕・俊敏なゾンビの
先駆けだったんでしょうか。

とにかくマイケルジャクソンが
かっこよくて仕方ないとう80年代。

今更「WE Are The World」のメイキング鑑賞

2009年6月、マイケルの訃報があり
葬儀の追悼式でも合唱された
【WE Are The Worrld】
歌もPVもリアルタイムで観ていたけど
そのメイキングDVDは知らなかった。
観たのは20周年記念盤。
貸してくれた知人曰く
80年代洋楽好きなら絶対観ておくべき。

メイキングのおおまかな解説は次の通り

1985年1月28日、
アメリカを代表する45名のアーティストが
クィンシー・ジョーンズをプロディーサーとして
アフリカの飢餓を救済するためにレコーディング。
発起人は『バナナボート』のハリー・ベラフォンテ。
アフリカでの飢餓や貧困、それが原因で
毎日のように亡くなっていく小さな命。
このアフリカの為に何かできないか。
音楽業界では影響力大のマネージャー、
ケン・クレイガンに話した結果
アメリカ版バンドエイドを結成し
チャリティーソングを発表することを提案。
曲のコンセプトは壮大でゆっくりとしたもので
世界中の人々が唄える賛歌。

【DISC1】

ジェーン・フォンダのナレーション。
なぜ彼女なんだろう・・・
ベトナム戦争時の反戦運動?
かなり胆の据わったカッコよい姉御肌。
というところなのかな。
本来のDVD発売の目的がそれだから
仕方ないんだろうけど
彼女の「DVDの売上が寄付になる」
スピーチに正直引いてしまった。。。
もう少しソフトな日本人好みの
言い回しに翻訳できなかったのかな。
一度PVを観てリセット。

レコーディング時の心に留まったコト。

ジェームス・イングラムって
こんなにカッコよかったっけ。
しかもそんなに強い記憶はないので
懐かしの『Yha Mo B THERE』のPV観ると
親方のクインシーがとても楽しそう。
ファミリー故に当然の起用ですね。
確かに声がとても渋くてイイ。

シンディ・ローパーが可愛い!
ソロパートで『ジャラジャラ雑音がある』
と中断されたときに
『あら、私ね』と着飾っていた
アクセサリーを即脱ぎ捨てた。
可愛いひとだなと笑ってしまう。

マイケル・ジャクソン。
当時は家で録画が出来なかったので
見過ごして誤解したままでした。
ずっと彼は別収録と思い込んでた。
衣装も周りとは全然違っていたし・・。
でもしっかり皆さんと映ってました。
あのキラキラしたジャケット、
グローブ、ソックス・・
彼には普段着だったんですね(笑)
驕る感じが無く、物静かで
ひたむきな姿を観ると
今この地上に居ないことが
本当に残念でなりません。
この先、どんな創造で
私たちを魅了してくれたことか。

コーラスは実際使われるパートの
何倍もを繰り返し歌い続けて収録。
ソロも同じく何度も繰り返し
納得のゆくものがとれるまで歌う。
捨てろと放たれた『エゴ・利己主義』は
あるのか否か知る所ではないですが
なんかすごかったです。
としか素人では言えません。

ソロではボブ・ディラン
ブルーススプリングスティーンが
ピックアップされています。

ボブ・ディランが
緊張しているのか何なのか、
求められる雰囲気を出せずに
何度もやり直しになります。
思わず「がんばれ!」と
声をかけてしまいました。
44歳のボブ・ディランは
不器用で可愛い印象。
仕上がったモノは
歌というよりメッセージという感じ。
彼でないと出せない味なのか。。

そういった個々のキャラクターを
誰と誰をどのタイミングで繋ぐと
この1曲に仕上がるのか。

ライオネル・リッチー。
プロデューサーのクインシー・ジョーンズ。
彼は『愛のコリーダ』のヒットと
マイケルの『オフ・ザ・ウォール』
『スリラー』『バッド』をプロデュース。
ヴォーカルアレンジャーのトム・ベイラー。
の3人がアレンジとフレーズを組み立てて
それにソリストがきっちりと応える。
でこの曲が仕上がったそうです。
これまでとは違った観方になりました。
でもPVありきの【We Are The World】
というのは変わらないかな。
だって80年洋楽かぶれなので。


【DISC2】

ハリー・ベラフォンテのナレーションで
アフリカの現状が伝えられています。
「回復の見込みは?」とハリー。
答えは「恐らく無理です」・・・。
これが【USA For Africa】への出発点です。

≪ライヴ・エイド≫。
14時間にわたるライブ。
ファイナルはWe AreThe Worldの大合唱です。
会場にいるアーティストがステージへ。
洋楽かぶれには嬉しいボーナストラックです。
懐かしいシーナ・イーストンの姿も。
中学の時大好きだったんです。
ダリル・ホールのロングヘアーは
もしかして見たことあるかも。。。
大阪城ホールでのライブの時も
ライオンのたてがみのようだったけど
ちょうど時期がかぶってる。
1人すごいゴスペルな女性がいました。
パティ・ラベルという方。
声量が半端ないです。。。

≪ソロ・パートのレコーディング≫
マイケル、ヒューイルイス、
シンディーローパー、キムカーンズ
の組が私は一番好きです。

≪アメリカン・ミュージックアワード≫。
マイケルのお伴にエリザベステイラーが。
そのお歳でなぜそんなに美しいの?
マイケルとは大の仲良しだったそう。
天国で仲良くお茶してそうですね。

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