地底人は地上を目指す

地方在住&底辺生活な地底人主婦の雑記。

今日はテツコが群をなして生息していた

本日は通夜。

夕方になって納棺の時間になりました。

親族が脱脂綿で

顔は化粧が取れるのでダメ。

以外の手とか首とかを拭いてあげます。

私は手でしたね。

少ししつこく拭いてしまいました。

あんなに合わない姑でしたが。。。

25年共に暮らしていたので

お疲れ様でした、て気持ちです。

 

本人思い出のグッズとかも一緒に納棺をすませて

そうしたら、葬儀屋さん

着物は?とか言い出します

えっ!聞いてないよ。

親戚のおばちゃんとともに

テツコもこちらをにらみつけます。

ぞわ~~。。

本人お気に入りの着物を身体の上にかけてあげるらしく

早く持って来いとおばちゃん連中。

準備しとけよ、このやろーてきな

「気に入ってよく着てた着物がいいんじゃない?」

そんなこと急に言われても知らんよ。

慌てて奥の納屋へ走って

着物のケースを一つ持ってきました。

よっこらしょ。。

「どの着物がいいんでしょうかね?」

 

その時私の耳に流れ込んできたのは、

テツコ含むおばちゃんたちのまさかの一言。

 

「は?着物何で持ってきた?」

・・・・・・・・???

えぇーーーー!!!!

こっちが、はぁ?だよ。

うそだろ、テツコ軍団

この一瞬の間。凍りつきました。

すかさず葬儀屋さんが入ってきてくれて

きちんと説明してくれて

一枚かけてあげることが出来ましたが

おばちゃんたちも何か変に納得して。

良く分からないうちに事は収まりました。

葬儀屋さんもそれなら言っておいてくれっつーの。

 

通夜なので今

オヤジと息子がローソク番で

泊まり込みしています。

毛布ともう一枚肌布団を持込みしました。

張り紙にあったのは

【布団一式セット 1組3500円】

良かった~

二人で7000円得しました。

 

本日えっ。と思った愚痴っぽいこと。

常識ってのは個人個人で若干違うところもあるので

一概には言えませんが

棺桶に眠る親と一晩過ごす

ローソク番というやつですが

子供たちでやってくれたら親も喜ぶのかなと。

 

うちは二男ですが喪主だしローソク番当然。

まぁお兄さんも妹さんもいるし、

兄弟一緒になんだかんだ話して一晩過ごすんだろうと。

 

長男さん、娘さん、ともに

ホテルへ帰ってゆっくり休むそうです。。。

 

オヤジ一人ではかわいそうなので

息子を置いてきました(笑)

 

我が子たちが何かを学んでくれれば良し

と思いたいです。